大道具・小道具
大道具・小道具は舞台をつくっていく中で、ポイントをおさえて使うと非常に面白い劇になります。だだし、あまりたくさん一度に使うとごちゃごちゃしてしまうので、少なめにしましょう。
基本的に、登場人物に対して小道具は大きめに、大道具は小さめに作ります。実際に持つには少し大きいくらいの「スパナ」、実際に乗り込むには少し小さい「ロケット」といった感じです。小道具は手作りにすると、観客からも親しみを感じやすいと思います。また、鍋、やかん等の身近にあるものは実物を利用しても良いと思います。手作りにする場合、ダンボールや厚紙、スポンジや発泡スチロール等で作り、棒やピアノ線(鉄の棒)の先につけると使いやすいです。ピアノ線が光って木になる場合、黒に塗ったり、黒色のビニールテープを巻くと目だちにくくなります。
大道具を使用する場合、ダンボールや厚紙等で作り、蹴込(けこみ)に直接クリップ等で留めたり、蹴込の前においても良いと思います。作品にあった雰囲気のものを作り、人形が隠れてしまわないようにしましょう。